Preview公開:その3

 また来た! 「Preview 3」だ! 発売日は7月だろう? 週刊ペースでも満足できるってのに、なに日刊ペースで出してくれているのやら。まったくもう嬉しい悲鳴。
 という訳で、今回は魔術ルールです。前半2ページが魔術の基本ルール。3枚目は既に公表済みのルーン表。4枚目は呪文の紹介から1ページだけ。
 さて、ではその魔術だけれども、既出新出あわせて色々紹介されてます。まず一番最初は【Rune Magic】。といっても、前ので言う神性魔法【Rune Magic】とは別な様子で、新たにルーン魔法とした方がいいのでしょうね。。効果としては「超自然の力を生み出すためにルーンの力を使用する」技であり、「ルーンを一つないし複数所有している神を信仰して学ぶ」とされてます。あと「このルールブックで紹介されているのはこの魔法システムである」と最後に一言書かれているのが要注意。これが一番一般的な魔法になるようです。
 なので後のは触りだけの紹介なんでしょうが、その次に紹介されているのは【Divine Magic】。こちらが神性魔法というべきもので「ルーンを使わず直接神の力を引き出す魔法」とされてます。が、よほど高位の者にしか伝授されていない魔法だそうです。
 それから次の二つは聞きなれた呪文ですが、まず精霊魔法【Shamanic Magic】は「他者を占有したり、精霊を捕らえたり、エーテル界【ethereal realms】を旅する」魔法とされていて、それから魔道【Sorcery】は「ルーンを使わずに世界法則を捻じ曲げる」とあります。
 そして新出2つ、「自らの魂を危険にさらして大いなる力を求める」ドラゴン魔法【Dragon Magic】と、「異界の存在の中でも精霊よりも穢れた存在を使役する」悪魔術【Demonology】が追加されています。みんな大期待のドラゴン魔法は、どうにもこれだけの紹介っぽいんだけど、魔法全部で15ページ、リストを除いて魔法そのものの説明は下手すると3ページほどなので仕方ないかもしれません。超高速という噂のサプリメントに期待です。……つか、【Demonology】って何だよ。どう考えても混沌使役術なんじゃあないのか?
 追記:村雨さんに教えていただく。DemonとDevilをごっちゃにしていて、Demonを混沌と関連する存在と勘違いしてました。ワクボスなのはDevilでしたね。つーわけで、混沌は使わないのかな。

Preview公開:その3(ルーン魔法)

 では、その主として使用するとされた魔法、ルーン魔法ですが、ただ学習すれば覚えられるようなものとは違うようです。まずはルーンを手に入れ、融合しなくてはならない、とあります。なんか応石みたいですね。そのルーンと融合した存在が【Rune Touched】と呼ばれます。それから勉強して初めてルーン魔法が得られるようです。そして【Rune Touched】となると以前の記事で不思議に思っていた〈ルーン投射【Runecasting】〉技能が自動的に獲得*1されて、この〈ルーン投射〉技能でMPをコストとしてルーン魔法を投射します。何か魔精を得てから、精霊呪文を獲得する感じが近いンかな?
 さて、ではその手に入れるべきルーンとは何処にあるのか? このルーンとは天空高くで戦っている神々の血【blood】(精髄の方が良いかも)で、それらは大地に触れるや、そのルーンが刻まれた自然物(例えば石とか)に姿を変えます。こうした応石、じゃねぇルーンを手に入れるための冒険や探求がシナリオになるよ、と書かれていますが、首尾よく手に入れますと、次に待っているのが融合です。恒久的にPOWを1ポイント失い融合すると、そのルーンに由来したルーン魔法が使用できるようになるようです。
 というわけで、第二期の新たな魔法体系の登場で、それも神知者限定の知識ではなく、一般的に流布している利用方法のようです。こうなると精霊魔法に相当するのが、【Spirit Magic】から【Shaman Magic】となったので、精霊魔法は祈祷師カルト限定となったと見て、こうして各界の魔法は完全に棲み分けられているのかな? でもまだルール的には、祈祷師カルトの入信者がルーンに触れられない訳じゃあないか。

*1:「自動的に獲得」POW+CHA%