欠落していた章

 まりおんさんが仰られていた代物ですね。ebayに出るだろうなぁと思っていたら予想通りでてました。まさかグレッグ本人が出品するとは思ってませんでしたが。
 で、これまた予想通りの人物が入札してます。この時点で一般人は入札を諦めた方が良さそうです。どんなに値段が高くなっても、おそらくはfirenさんが(とんでもない価格で)落札することでしょう。

 『欠落していた章』はグローランサの遺物であり、最近になってグレッグ・スタフォードにより発見され、ドイツで行なわれたTentacles conventionを援助するためのオーション品として提供された。Tentacles conventionは毎年一回行なわれており、グレッグ・スタフォードとケイオシアム社を支援するものである。
 これは『グローランサ年代記』の中でも従来のものとは異なる部分の集まりであり、「オーランスの死」や「天空の船の天昇【celestial Ship Rising】」などが含まれており、これら二編は出版された版では失われていたものである。また既版とは出展を異とするものもあり、“博識”ファザールの章は『ターシュの偉人【Great Men of Tarsh】』と言われる今までには知られていなかった書を元にしている。
 古紙にゴシック体で印刷されており、赤い山羊皮に包まれている(これは、この書がルナー起源のものであるとする学説を裏付けるものである)。
 五部だけ作成されており、これは売りに出された二つ目のものである(残りは製作者たちの宝として保管されている)。