Preview公開:その1【↑】

 超魔術を使い、すげぇカルトに参入し、真なるルーン王となるのだ。

 と、言うわけで、『RuneQuest』のPreview 1として、目次ページとイントロダクションが公開されました。まあイントロなので、「ロールプレイング・ゲームとは!」とか「オープン・ゲームとは!*1」とか書かれています。
 そんな中で「『RuneQuest』のルールとは」を読んでみますと、「基本は抑えたし、雰囲気は損なわないように、それからよりドラマチックにしてるけど、昔よりも軽くした」って書かれてますね。具体的には「数学【mathematics】をいらない。足し算引き算以外は不要!」と。まあ、元から算数【arithmetic】レベルだろ。と、思わないでもありませんが、ボーナスを出すのに割り算が必要なあたりが数学なのか知らん。
 次にグローランサについて触れられていて、「『RuneQuest』で遊ぼう」として、「ルーンとは」「クエストとは」「カルトとは」と『RuneQuest』の単純な説明がなされております。
 そして最後に「セッションしようぜ」として、必要なものとかダイスの振り方が説明されています。そこから拾えるのはパーセンテージ・ダイスが重要ってことで、つまりは技能判定、対抗判定で1d100を使うってことかな。

*1:「オープン・ゲームとは!」『RuneQuest』はOpen Gaming Licenceなんで、他社もこいつを下敷きにして色々やってよ。

Rune Sheet

 というか、pdfのファイル名を見るに、「Preview公開:その6」なのか。
 これを見て最初に目に付くのは「Rune Touched」という用語。どうにもルーンはただルーンとしてあるだけでなく、また神の識別記号としてあるだけでなく、第三期の人間には失われていた技術としてなのか、ルーンそのものが魔力を有して……、違うな? 例えば混沌のルーンなんかの場合は「Rune Touchedによって投射された呪文」と読めるし、これは「ルーンの力を引き出した存在」と見るべきな。
 まあそうして、例えば大気のルーンの力を引き出していたりするなら、落下ダメージを半減し、ジャンプの際の〈運動〉判定に+10%のボーナスをくれたりしてくれる。その調子で、先へと進めると気になる点がやっぱり出てくる。

  • 意思疎通のルーン
    • 初出?
    • 交易のルーン、イサリーズのルーンとは別の形状。豊穣のルーンを横に寝かした感じ。
  • Resilience
    • 回復判定?
    • 死のルーン関係者による近接攻撃によって「Major or Serious Injury」をこうむったものは、意識を保ったり死から逃れるための「Resilience」にペナルティ
  • Major or Serious Injury
  • Strike Rank rolls
    • SRは固定ではない、ということか。
    • 無秩序のルーン関係者はあらゆるSRロールに+2。
  • Runecasting skills
    • 魔術のルーン関係者効果。魔術のルーンっていうと魔道なイメージだけれど、今回は神知者のイメージってこと?
  • opposed tests
    • 抵抗判定があるのか。これは数学ではないということか?(w
  • 金属のルーン
    • 初めて見る気がする。鉱物のルーンとは、ちょと違う。【Mineral】じゃあなくって、【Metal】。
    • ルーンリストにも載ってなかった。今回、初出か。
  • 月のルーン
    • Balanceではない。
    • おおっぴらに存在する模様。ふむ。

 とりあえず、そんなところだけれど、注意すべきはリストに上げられているルーンはコア・ルーンだけではなくって、マイナー・ルーンも結構入っているっていうこと、かな。ここに上げられているルーンというのは、世界において主流と見てよいのだろうか。闇のリバース・ルーン大好きっ子たちは、確かにこの時代頑張っていそうだし。