略奪!

 オーラドナスト氏族が騎馬13人、剣士142人で略奪に来た。連中は我らの巡回をすり抜けたので、我らは戦近侍12人、民兵74人しか集められなかった。
 我らは連中が神に供物を捧げている間に襲い掛かった。オーラドナスト氏族が危機に気づく前にエノセアが突撃し、神巫の頭にして決して弓を外さぬオデイラの戦士を打ち倒した。エノセアはオーラドナストの戦士らから逃げ出してきて、我らの神巫の下で休んでいる。さて彼女にはこの後どうさせようか?
 いやぁ、そこまでやったのだから、英雄になろうとしなくていいよ。
 エノセアはその後も戦ったが、さっきと同じようではなかった。人々はエノセアは充分にやったよ、と言い合った。
 アズボーン:「良い戦でした。オーラドナストの連中は略奪できずに逃げ出しました。 我らは3頭の馬を捕らました。また《治癒》魔術のお陰で1人の戦士が死を間逃れ、2人が重症を間逃れました。我らの戦近侍の被害はありません。オーラドナストは2人が死亡、4人が負傷です。歩兵は我らが3人死亡の1人負傷。連中は12人死亡の25人負傷です」