機上

 チケットを取る際に何とかゴールデン・ウィークを外そうとして、なんとか1週間前に出国できたわけですが、それが効したのか機内はガラ空き。一人で悠々2席確保しました。この後はトルコまで我慢して、そこで乗り換えればエジプト到着です。つまりアタチュルク空港をハブにしたわけで、大阪からアタチュルク空港まではトルコ航空と(確か)JALの共同乗り入れで、そこからはエジプト航空でカイロへ。そして帰りはローマ発でアタチュルク空港着の乗換えで、一路関空へ。つまりエジプトから出国する航空券を持っていない訳で、「最悪、エジプト入国を拒否される」と旅行代理店に忠告されての旅でした。
 それは兎も角、機内サービス。ドリンクは白ワインを頼み、つまみにロースト・ナッツを貰って食事までの間を持たせるも、軽い頭痛がし始めたりで。むむむ、一体何処のワインだよ!と見てみれば、トルコ・ワインか。イスラム圏だけどあるんだなぁ。何か銘柄だけは『Villa Doluca』とイタリア風味なのが笑わせる。
 こうなったら食事だ食事! 食事にすべてをかけるぜ、と待っていると、スチュワーデスのお姉さんが言うには「ビーフと鮭のどっちにする」と聞かれましたよ。無論、日本語で。共同乗り入れなので日本人スチュワーデスもおるわけですね。んでまあ、赤ワインを試したかったしビーフにしたら、これがもう! 出てくるのがハヤシライスか! ……oTL……
 そんなこんなで頭痛も酷く、13時間をほぼ寝て過ごし、機上のうちから何だかガッカリペースで旅の始まり。