病う
本日はサバイバル・ゲームのハンドガン・トーナメント戦に出場する。なので、いつもより早い時間に起床する。すると父親とバッタリ出くわした。父はヘラブナ釣りが趣味であるので、釣堀に行くための起床との事。私は「おはよう」など何がしかの会話を交わし着替えをすます。しばしして父親が私を部屋へと呼び込んだ。
父「オレ、肺癌らしいわ」
私「はい?」
父「いや、何か右の肺に、子供の拳くらいのがおるて、な。来週あたりに入院するて」
私「肺? 肝臓やなくて? 肝臓やったら酒呑んどるし、解らんでもないんやけども、肺てなぁ。タバコ、もう止めたのに」
父「せやろ。オレも肝臓やったら覚悟も納得もできんねやけど、いまさら肺って言われてもなぁ」
私「なら入院ついでに肝臓も調べてもらいや。絶対、爆弾あるから」
父「阿呆。検査したら病気になるやろが。これ以上、病気を増やさすな」
など会話を交わし、父は釣りに、私はサバゲに出向く。