リダルダ

 彼女はオーランスとアーナールダの娘です。彼女はエルマルに惚れてしまい、「余所モンやけど、エルマルと結婚してもええ?」と両親を説得します。遂に負けたオーランスらは「異邦人との婚儀」の儀式を創り、エルマルは嵐の部族に嫁いできますが、エルマルはリダルダのことなんか気にもかけておりません。そりゃあそうです。リダルダが一方的に惚れてるだけなんですから。
 そこでエルマルがリダルダに「私みたいに馬を愛せるっていうのかい? 出来ると言うなら、その証拠を見せて欲しいな」と言ったところ、リダルダは自分の姿を馬に変え、それを証として見せました。こうしてリダルダは認められ、2人は結婚したのです。