生贄

 サーターも広いんだし(実は狭いけど)、ヒーロークエストとして実際に生贄を捧げている氏族、ないしはステッドがあってもおかしくないのでは、と夢想。
 神話の時代、オーランスが戦いの末、敵と講話を結び、その新たなる友情の証として、オーランスの子らの娘1人を毎年嫁入りさせたと言う神話に基づかせる。
 無論、オーランスはそんなに弱くはないので、実際には氏族なりステッドなりの小神(または英雄)がそんな条約を結んだものとして、その小神(/英雄)とオーランスが現在では習合されているものとする*1
 そしてプレイヤ操るヒーローにこのシナリオで求められているのは、神話の改変、すなわち道を外れた、というよりも道に真っ向から反するヒーロークエストである。
 これは日本語版211ページ「探索行での挑戦」がその指針となるだろうし、その際に賭けなくてはならな値としては、同93ページが役に立つと思う。
 こうした世界そのものに影響を与えないまでも、共同体に影響を与える神話改変を、その第一歩とするのはどうよ。
 追記:PCの立場に合わせるためには、神話上の小神は客神とするのがいいのかな。やっぱ恵比須信仰は便利で偉大だ*2えべっさん、万歳!

*1:「習合」グローランサ世界においても多々あることだ

*2:「便利で偉大」便利だからこそ偉大だ。