アーナールダの腹黒さ(Steve Maurer氏版)

 豊穣の女神アーナールダの沢山いた夫がみんな死んじゃい、彼女を守るものはいなかった。そんな時、荒野から喧嘩馬鹿がやってきた。夫になりにきたのではない。アーナールダが死んじゃうと食べるものが無くなって、喧嘩を続ける元気がなくなるからだ。
 初めてフラれたアーナールダは絶対こいつを落としてみせると決心。手練手管に長けた彼女の技に喧嘩馬鹿はあっさりだまされ、その真の力の大部分はアーナールダの胎内に宿された。
 アーナールダの腹が膨らみ、ようやく気づいた喧嘩馬鹿。すっかり怒って、「そいつはお前1人の子供であって、俺の子供じゃあ決してない」と言い捨て女神の元を去っていった。
 そこに現れたのがPoSゾラック・ゾラーン。女神の命を屠らんと、獲物の斧を彼女の腹に振り下ろしたら、その斧は女神の子宮でがっしと掴まれ奪われて、斧を手にしたバービスター・ゴアが現れた。
 こうして彼女は大地の守護者を手に入れた。