『中つ国第三紀 PS2版』(エレクトロニック・アーツ)

 最後の最後でやる気をなくして、ずぅっと放置してたのですがようやくクリア。くそゲーでした。……システムは別にどうでもいいのですけれど、シナリオがもう駄目駄目。次葉とか隣人に途中とかラスボスとかを見せびらかした後で、売却確定。
 あー、でも、指輪に思い入れの無い人はあのシナリオでも許せるのだろうか。どうなんだろう。以下、ネタバレというか愚痴。
 指輪の一行と平行して冒険が続けられたり、途中で旅の一行とかすかに絡みがあったりするのは良かったと思うのだけど、映画準拠の所為なのかデネソールの書き方がもう酷い。まあそれもまだ良いや。登場人物たちの主観にしてしまえば良いのだから。
 でもさ、エオウィンと一緒にアングマールの魔王を退治した*1後で、ズラリと8人の指輪の幽鬼が現れて主人公の恋人を殺した挙句、
お前の愛する者を殺してやった。王は倒されたが、我らはまだ8人もいるのだぞ
 とか負け犬確定なことを言っちゃうの。そうして8人の指輪の幽鬼と戦闘突入。んで、こいつらをさっさと呆気なくやっつけちゃって、ついでに恋人はアラゴルンの癒しの手であっさり生き返ったりなんかした後はラスボス登場。
 で、ラスボスっていうのが瞼の無い眼。燃える眼。贈り物をする人。ぶっちゃけサウロン。また戦って倒されちゃうんだ、こいつ。
 駄目だろ、それ。とりあえず憤死。

*1:「エオウィンと一緒に〜」これは許せるっていうか、充分ありだと思った。