一期一会グローランサ

一回限りのセッションで世界の息吹をできるだけ感じてもらう手が何かあれば、教えてほしいのココロ。

そういうときは、あなたがグローランサで一番萌える部分を投入すればいいのよ。小細工して後悔するより真っ向勝負するべきよ。自分の直感に従いなさい。(夢の中でアバター降臨)

 萌えですか。グローランサで一番萌えるものはというと、……やっぱグロタロンだよなぁ、って、ごめんなさい。画像探したんですが見つからなかったので、この面白さが伝わりませんね。『ファンタズム・アドベンチャー』のタフィボーゼみたいなものです(乱暴な比喩だし、これまた解らない比喩だ)。
 で、まあ正直なところ、やはりグローランサ世界の場合の萌えポイントは各民族の言語の違いであるとか、歴史であるとか、カルトであるわけですが、言語や歴史となるとやはり初心者お断りの香りがするので、ここは一番カルトを持ってきてみます。
 そう例えば、

 まずPCはオーランス*1信者、フマクト*2信者、エルマル*3信者、ウロックス*4信者で構成させる。
 PCたちが属する氏族では、最近氏族の宝が混沌の生き物により奪われてしまった(その手段はどうでもいい)。どうしようかと思ったところ、トロウル*5から使者が来て、混沌退治をしたところ、PCたちの氏族の宝を発見したから買い取ってくれないか、という。
 オーランス信者は宝を取り戻すことが第一である。エルマル信者は混沌も嫌だが暗黒の生き物であるトロウルも大嫌い。しかしウロックス信者にすれば、トロウルは神話において一緒に混沌と戦った仲なので何ら問題なし。フマクト信者は様子見である。
 そうした中で交渉の席について現れるトロウルはゾラック・ゾラーン*6信者であって、フマクト信者までモヤモヤしてきたり。

 って、どっかで聞いた話だな。……Kill Chaos!
 あ、あとやっぱ沢山盛り込みますと散漫になって色合いがぼやけてしまうと思いますので、ネタは一本に絞り鮮烈なイメージを叩きつけるのが良いのかなぁ、と思います。

*1:オーランス」神々の王。

*2:「フマクト」死の神。他の死の神(同業他社)が嫌い。

*3:「エルマル」太陽の代替品。

*4:「ウロックス」世界の敵である混沌が誰よりも人一倍大っ嫌い。

*5:「トロウル」グローランサの場合は地獄から来た暗黒の生き物。

*6:「ゾラック・ゾラーン」トロウルたちの死の神様。フマクトの商売敵。