ウルトラマンマックス第24話「狙われない街」

 見ました。というか始めてみる平成ウルトラマンがこんな異端なお話しで良かったのか知らん。という気になってくる。だって、怪獣、すなわちメトロン星人ウルトラマンマックスの戦いが一切無いんだから。巨大化した後は夕焼けの美しさについて語り、ウルトラマンセブンと戦った時のように助走を付けるのだけれど、そのあとでお別れの合図と手を振り、マックスも「え、これでいいの?」みたいに手を振り返して戦いは終わると言う凄まじさ。凄まじく凄まじくないのがなんとも。これ一作みただけではマックスがどうこう、という感想は書けませんな。
 それにしてもセブンは仕事の詰めが甘いなぁ。メトロン星人アイスラッガーで縦に両断されたはずだが、どうにも地球人に救われ看病されて無事だったらしい。40年前の看病されているシーンなどはもう笑いがこみ上げてくる。だってあのカラフルなメトロンが布団に寝かされて、「消毒薬だ、しみるからな!」などと言われながら薬塗られているんだもの。まったくメトロン星人正中線に残った縫い跡には微笑ましくなってしまいました。他にも眼兎龍茶というお茶がでてきたり、黙って宇宙に帰るかどうかを賭けて、人間形態のマックスとジャンケンしたりと、まあ全体的にコメディタッチの回であったということなんだろうな。
 そのコメディタッチな部分は非常に子供じみていたのだけれども、これは作品の主たるターゲットが子供である以上は仕方ないと思う。たといCMでドラグナーのDVDボックスの宣伝をしていてもターゲットは子供のはずだ。
 あ、そうそう。最後にもう一つ感想があって、それは非常にCMが多いなぁってこと。仮面ライダーとか戦隊物もそうなんかいな?
 追記:ジッソーでした。物影ジッソーくんしてるよ。ってのは当たり前なんだが。