マーク・矢崎『ユダヤの禁書 ネクロノミコン秘呪法』(二見書房)

 んーと、まとめようと思ったけど無理。
 まあ言ってしまいますと、ネクロノミコンには裏と表がありまして、我々が知っているような邪神の召喚方法とかが書かれているのは裏ネクロノミコンなのですね。ほいで神々に助けを求める方法が書かれているのが表ネクロノミコン。しかし表の方は常々執拗に隠され続けたわけです。それを隠していたのがフリーメイソン。つまりはユダヤの陰謀です。
 そうそうネクロノミコンというのは狂えるアラブ人が「まとめた」書物で、そもそもはエノクという名の天使がバビロニア人を文明に目覚めさせ、天上で導く存在のことを人々に伝えたのがネクロノミコンだそうですよ。そしてユダヤ人は、それはそもそも我々の知識であって、バビロンに奪われたものだと主張し、表を隠しているそうです。
 ってか、序章の各項のタイトルを書き出すと面白そうだからやってみよう。

 と、まあこんな感じで、このあつは50の秘呪法が紹介されています。トップバッターは「ネクロノミコン:恋をかなえる秘呪法5」。そして50個ある各秘呪法には、それぞれ見開き2ページで呪文の効果を説明するマンガが載ってる親切設計。

*1:「表ネクロ」ママ。私が省略したのではありません。