サクラ会

反省点:

 今回は良く戦えた。三戦三勝だし、最後のJYHADは全員をOUSTしての勝利だ。
 〔Lorrie Dunsirn〕で言えば、〔Conditioning〕〔Deflection〕〔Freak Drive〕〔Immortal Grapple〕が各8枚づつというのが、かなり友好的に働いた。一応手を入れてステブリに修正したとは言え、やはり本に載っていたデッキは強いってことか。〔Lorrie Dunsirn〕のコストにしても、他人の嫌がる行動を取ってブロックさせることで効果的に戦闘ができいい感じ。
 〔Pariah〕の方は、爪の枚数を大分増やしてやはり正解。〔Pariah〕一人でステブリと殴り両面で動けるのが強い。ただ今回はデッキが偏っていて、前半はステブリ、後半は爪と言う風になっていたので、運で勝てた要素も大きい。あと野村さんが言われていたことなんだけど、どうせ捨てること前提でMaster Cardを大量に入れているので、数枚くらい支族指定の嫌がらせカードを入れるのも良いかもしれない。〔Vicissitude Poisoning〕とかね。

戦果:第一戦目

  1. 反ギャンラル:殴り?(babu-)
  2. ◎ジョヴァンニ分家:〔Lorrie Dunsirn〕殴り(鮎方)
  3. ラソンブラ:選挙(Miz
  4. クリプト焼き:〔Violet Tremain〕&〔Anisa Marianna Lopez〕(野村)
  5. セト人:?(Danziir)

 初手、スタートプレイヤであるが重い血族を選ばざるをえなかったの、反ギャンラルが支配下に置いたのは10キャパのトレアドールだった。ためにまともに活動を開始するのに5ターンもかかってしまい、その間、ジョヴァンニ分家は自由に活動できることになる。
 そこで動き出したのが〔Lorrie Dunsirn〕。まずはラソンブラが最初に呼び出した血族を即座に殴り殺しTorpor送りにする。
 必然的にクリプト焼きも自由に動けるようになり、その戦力を整える。そしてセト人の配下一人が〔Arms of the Abyss〕によって軽快に動き回る〔Violet Tremain〕に殴られ、その能力によってキャパを下げられ、〔Anisa Marianna Lopez〕に滅ぼされた。
 またセト人は〔Cybele〕を呼び出していたために、〔Temptation〕や〔Call the Great Beast〕を警戒してか、反ギャンラルの戦力もDanziirに向かい気味になる。加えて反ギャンラルには〔Phillipe Rigaud〕がおり、彼の無茶な行動を抑制するためにも手数が押さえ気味となってしまう。結果、動きやすいジョヴァンニ分家がラソンブラの戦力を叩き落しながら、最終的に放逐。
 その後は〔Lia Milliner〕が〔Anisa Marianna Lopez〕に焼かれたりしたが、特に大きな動き無く時間終了となった。

戦果:第二戦目

  1. ウィニー:〔Blood Feast〕&〔Tribute to the Master〕(野村)
  2. 〔Tupdog〕:殴り&敵を奪取(babu-)
  3. トレアドール:多分、「行動を邪魔するなら血を燃やせ」(Danziir)
  4. ラソンブラ:選挙(Miz
  5. ◎〔Pariah〕:殴り&ステブリ(鮎方)

 〔Pariah〕がステルス&ブリードを敢行し順調に追い落としている頃、トレアドールが呼び出した〔Alexandra〕(+〔.44 Magnum〕)が〔Tupdog〕に殴りこまれる。恐らくは〔Majesty〕によって戦闘を終わらせようとしたのであろうが、〔Immortal Grapple〕によって殴り合いに限定されTorporに落とされる。や、すかさず〔Graverobbing〕でTorporから掘り起し自分の配下とする〔Tupdog〕の反トレメア。こうしてキーカードを失い、また〔Minion Tap〕によって血液を回収できなかったトレアドールが放逐された。
 その間、ラソンブラが自由に行動できたため〔Pariah〕に対する圧力は強かったが、〔Tupdog〕の圧力を受けるようになり、行動が弱まる。またウィニーも宴会を行い〔Tribute to the Master〕で血液を回収したりしたが、〔Pariah〕&〔Zachary〕によるステルス&ブリードによって、ウィニーが放逐。
 続き〔Tupdog〕はラソンブラの〔Francisco Domingo de Polonia〕の腕を抜き(〔Disarm〕)、Torporに落として、待ち構えていた反トレメアが〔Graverobbing〕で墓荒らし、自分の配下として大陣営を整える(うち2体は元は他人の血族だが)。こうして自らの配下に裏切られたラソンブラは放逐された。
 その最中、〔Pariah〕はその余りにも多い敵戦力を爪(〔Claws of the Dead〕〔Wolf Claws〕)で削り落としつつもステルス&ブリードという作戦で、〔Tupdog〕を疲弊させていた。そして戦闘及びブリード合戦が続き、〔Tupdog〕が放逐された。

戦果:第三戦目

  1. ◎ジョヴァンニ分家:殴り(鮎方)
  2. ラソンブラ:選挙(Miz
  3. アクナンセ:《Abombwe》殴り(Danziir)
  4. アサマイト:(babu-)
  5. ツィミーシィ:殴り(野村)

 序盤、第一戦目同様にラソンブラが最初に呼んだ血族を〔Lorrie Dunsirn〕によりTorporに叩き込むも、その戦闘力を警戒されたのか、ツィミーシィの〔Anton〕により過度なAggravated Damageを叩き込まれ、〔Lorrie Dunsirn〕はTorporに落ち回復しきれず滅びを迎えてしまう。そのまま〔Almodo Giovanni〕(唯一本家筋)も焼き滅ぼされ、〔Cristobal Ghiberti〕はTorporに落とされ、1〜2ターンほどでジョヴァンニ分家の手数は〔Baldesar Rossellini〕だけとなる。
 アサマイトは〔Society of Leopold〕をアクナンセに貼り付けさせて、またこのままではジョヴァンニ分家が放逐され、ツィミーシィが超え太るので、それを阻止するためツィミーシィに対しても〔Foul Blood〕で飲んだ血を汚し、〔Vampiric Disease〕で病気をはやらせたりと圧力を加える。
 唯一、被害が少なめであったのがアクナンセであり、アサマイトの一体をTorporへ落としたりしていたが、全勢力を投入してのラソンブラ提議の選挙により1ターンのうちに9点もの血液を失い(〔KRC〕×3。うち2点はジョヴァンニ分家へ、1点はアサマイトへ)、残り2点。これによって全員が疲弊しきった状態となる。
 直接殴りかかる力を持っていなかったツィミーシィはブリードを3度行なうが、〔Baldesar Rossellini〕の〔Deflection〕によって3度そらされ、この流れ弾によってラソンブラが放逐された。
 ジョヴァンニ分家は〔Fame〕でアクナンセ(残り3点)に圧力をかけ、全力でのブリードを敢行し、〔Conditioning〕によってアクナンセは放逐された。
 この時点でアサマイトは戦闘で疲弊しており、立っている血族は1体という状況であった。数ターン後、立っている血族は蘇った〔Lorrie Dunsirn〕によりTorporに落とされ、アサマイトは放逐された。
 こうしてツィミーシィとジョヴァンニ分家の一騎打ちになるも、ツィミーシィはブリードを増強できず、また殴りにいけなかったため、そのブリードは全てブロックされず、一方で〔Depravity〕で筋力をつけた〔Lorrie Dunsirn〕がツィミーシィの弱っている血族に殴りかかるという状況が生まれ、挽回できないと読んだツィミーシィは投了した。