リアルタスカー続報【西山さんのMixi日記】
- id:Ayukata:20070528:p1の続きです。
477キロ巨大イノシシはペットだった!?
米アラバマ州で11歳の少年が、銃で体長2・8メートル、体重477キロの野生の大イノシシを仕留めたというニュースで、イノシシは実は飼育中のブタである可能性が出てきた。1日の地元紙アニストン・スターが「(同州に住む)フィル・ブリシットさんが『私が大きく育てたブタ。これが記録として残るのなら、世の中を欺いている』と話した」と報じた。
フィルさんは04年12月、生後6カ月のブタをペットとして購入し「フレッド」と名付けた。しかし、あまりに大きくなったため、農場に売却。フレッドとみられるブタは、その4日後の5月3日、少年に撃たれた。フィルさんは同州の野生動物淡水魚局から連絡を受けるまで撃たれたことを知らなかった。フレッドを買い取った農場は面積約60万平方メートルの広さ。少年の父親は「野生だと思っていた」と驚いている。
また、あまりに巨大だったため、写真を加工したのではないかとの情報も流れたが、フィルさんは「フレッドは本当に大きいブタだったんだ」と憤慨しているという。
と、日刊スポーツにて報じられました。
早速、公式サイトでも、これについて触れられています。
曰く、
アニストン・スター紙のブラン・スティックランドが良いニュースと悪いニュースがあると言ってきた。良いニュースというのは、豚の大きさについての主張が認められたということだった。悪いニュースというのは、あの豚は実は狩り用に畜産業者から狩猟用の保護地域に売られたものだ、ということだった。そして6/1、「豚はペットだった」とする記事を読んだ。
お父さん非常に驚かれて、フィル・ブリシットさんちまで説明を求めて行ったそうです。「なんでそんなペットを狩猟地域に売ったのか?」と。当然の疑問だとは思いますが。
でまあ、実際行ってみると、フィル・ブリシットさんは他にも豚を買っていて、最近、全部精肉屋さんに売っちゃったそうなんですが、このフィルさんも実は熱心な狩猟家で、「あのブタは余りにもデカいから精肉屋向きじゃあないよな」と考えたようです。
そういう風にフィルさんの言葉も交えて、例の豚がフェンスを抜け出て近隣住民を怖がらせていた(そりゃあそうだ。あんな牙生えててデカいのだから)とか言う話しをしたりして、ペットじゃあない、家畜と言う範疇でもない、獣なんだ、と主張しています。
そして少年側は過去に一度も「record wild hog(強調は鮎方)」とは主張していないというのを確認しあって、フィルさんも「少年、よくやった! 感動した」と褒め称えて、仲良く大団円、という流れ。
結論としては
- 豚の大きさは事実
- 売却したのは農場じゃあなく、狩猟地域【the preserve for the purpose of hunting】
- 豚は野生じゃあない。養殖物。
- でもペットでもない
なのかな。