灼日

灼熱の砂漠、不毛の荒野。
その中にわずかな数の都市国家がある。その各都市はそれぞれ魔闘気【dark magic】を用いる羅将【Sorcerer King】に支配され、その部下である修羅【Templar】の下、民衆は闘技場で行われる剣闘士の対決見物で憂さを晴らし過酷な現実から逃避している。
だがしかし都市の外は誰のものでもない。そこは野蛮なエルフが砂漠を駆け抜け、血に餓えたスリ・クリーン【Thri-kreen】の昆虫人間どもが徘徊し、人には想像もつかない計画にドワーフは従事し、野生のハーフリングは不意を打たんとたくらんでいる。ここ、アサスは過酷な土地であり、栄光はおろか生命の安全すら約束されざる土地である。愚か者はただただ白骨をさらす。
灼日の下に。

 訳語がおかしいのは気にしない。