『Swashbucklers of the 7 Skies』

 これ、凄い「名は体を現す」なタイトルのRPGでして、大体の想像通り飛空船に乗って七つの空を駆け巡り、スワッシュバックリングするゲームです(乱暴な説明)。
 お椀を伏せたような形をしているこの既知世界は、天蓋【Dome of the Heavens】と呼ばれいて、ここには大地と言うものはありません。すべて空中というオーランシー大活躍なワールド・セッティングで、その空に浮かぶ雲島【cloud-islands】に人々は住み、飛空船で島々を渡ります。
 だったら世界の端はどうなっているのか? 当然の疑問ですよね。周辺および天頂の果て際涯【Edge of the World】と呼ばれ、そこは誰も越えることができず、その外には全き夜【Uttermost Night】が広がっていると言われています。また世界の最下層である基層【the Base】の底は〈青【Blue】〉と呼ばれる謎物質で覆われていて、〈青〉に落ちたものは徐々に沈んでいきます。沈みきった物がどうなってしまうのか、〈青〉の下に何があるのか。それは誰も知りません。未知の空が広がっているのかも知れませんし、そこはただ全き夜があるだけなのかも知れません。ただ最下層である基層の下から〈青〉を抜けて様々な到来物が、時には雲島までも!、浮上してくるという話しもあるので、ただただ何も無い世界と言うわけでもなさそうです。