『SW2.0』

大阪の昇月寺院にてドイツ人RPG研究者ビョーンさんと『SW2.0』。

冒険者となったものの、仕事が何もなく人に勧められるまま海辺村にたどり着く一行。だた海辺村にも仕事は無かった。しかし村人は無料で食事も宿も提供してくれるという。というのも、昔、ドルギラスが村で暴れたおり1人の冒険者がこれを退治したのだが、彼は一切の報酬を受け取らず立ち去ったとのことで、その冒険者への感謝の気持ちから、冒険者と言うだけでこの村ではもてなすに値する存在なのだそうだ。
そうして宿でただ飯を食らっていると、1人の少女が冒険者の前に現れた。フードをかぶった彼女はペットを探して欲しいと訴える。どうやら彼女の「大きくて、黒くて、つぶらな瞳で、可愛らしい」ペット、クロちゃんが帰ってこないのだという。依頼を受ける冒険者。彼女が立ち去ったあとの床が海の水で濡れていたことも、ペットの種族が一体何なのかも、あえて冒険者は追求しなかった。
調査の結果、どうやらクロちゃんの行方は村の少年3人組が知っているらしい。しかし彼らに聞くも、「冒険者なんて、大人なんて信用できない」という。大人たちにその話しをすると、昔は冒険者にあこがれる少年たちだとく話しだ。
何者かが彼らを幻滅させたのか、と考え、よそ者が最近村に出入りしていないか聞くと、勘当された村長の息子が仲間のゴロツキを連れて村はずれの小屋に住み着いていることが解った。
そこで村長の家に行き、俺たちが息子さんを更生させてやる、悪い仲間たちとの縁を切ってやる、俺たちは引きこもりを立ち直らせ、一時は自殺も試みた男に希望を与えたこともある。与太者の更生なら俺たちに任せておけ。と、一演説。村長の許可を貰い、与太者退治に出かけることになった。
小屋に行くとどら息子1人しかいない。なので息子を宿まで連れ帰り、また信頼を勝ち得るためにも子供たちも呼び出し、情報収集を開始する。すると「ミニマム・アーマー」というアイテムを造るために、アイアンタートルの甲羅が必要なのだと言う。
アイアンタートルは子供たちの秘密基地である古代遺跡に匿われているものの、子供たちはその場所を教えてくれない。悪者を退治しないと安心できないからだ。そこで隠れ家をドラ息子から聞き出し、そこに向かう冒険者。そして息子の悪い仲間であったゴロツキ、その正体であるレッサー・オーガと山賊を退治した。
こうして子供たちの案内の下、秘密基地へと向かう。そこには謎の攻撃機械ガーウィンが待ち受けていたものの、辛くもこれを退治し、無事アイアンタートルのクロちゃんは解放された。
村人から多額の報酬を提示される一行。しかし冒険者たちは「金のためにやったんじゃあない。この金は受け取れない」と、ドラ息子を連れて旅立っていったのであった。

  • システム:『SW2.0』
  • 場所:
  • GM:店長さん
  • 主要NPC
    • 依頼者の人魚(人間に化けて依頼)
    • 少年3人組
    • 勘当された村長の息子(クズ)
    • クロ(アイアン・タートル)
  • NPC
    • レッサー・オーガ
    • 山賊
    • 両手銃のライフルマンみたいなロボット(正式名称、忘れた)
      • ガーウィと判明。
  • プレイヤ:3名
    • つるぎ:エディー(リルドラケン/男/ファイター2レベル?)
      • 経歴表を振った結果、「村で利口者と評判」だったが「詐欺にあい全財産を失い」、「自殺未遂を起こす」という結果に。
      • 与太者1号
    • 鮎方:ウルリック(ナイトメア/男/プリースト2レベル)
      • ナイトメアとは不老不死なんだが、年齢をランダムに決めたところ50歳前後になってしまう。この年齢で初心者冒険者ということから、「明日こそは本気だす」といって何もしてこなかった元引きこもり、ということに。
      • 与太者2号
    • ビョーンさん:ミュリエル(シャドウ/女/グラップラー2レベル)
      • 与太者2人を更生させた偉い人。