似姿の発表
まず自分のキャラクタのイメージを発表する。
はやかわさんが言ったのは「蛮人コナン」だった。
ふぇるさんのイメージは残念ながら忘れてしまった。
そして私の番。2人ともさらさらとイメージを言ってて凄いなぁ、などと悩みながらも何も浮かばない。ネタ探しに本棚を見たら『抱朴子/列仙伝・神仙伝/山海経 (中国の古典シリーズ 4)』(平凡社)が目に入ったので、とっさに「仙人で!」と言う。
という訳でマニュアル本片手に昇仙を目指す東洋人となる。
ふぇるさんのローグは黒人ということで、コーカソイド、ネグロイド、モンゴロイドと揃ってて、セッションは政治的に正しくなりそうで、参加者全員期待に胸を躍らせつつ、ローグ作成を進めた。
- はやかわさん:蛮人コナン
- ふぇるさん:『第九軍団のワシ』のエスカ
- 鮎方:昇仙を目指す東洋人
名前、重要なことの名付け
次にローグの名前を決める。そしてそのローグにとって重要なことを名付ける。
これでその重要なことに関しては勝手に他のローグが修正できないようになる。ということはそれ以外の物事に関しては他のローグの好きなように語られる可能性がある訳だ。
しかし増やしすぎても縛られそうだし、ゲーム中に追加することも出来るのでちょっと考え、「目指せ仙人」「不老不死の薬」「仙人マニュアル(抱朴子/列仙伝・神仙伝/山海経)」とすることにした。その結果……
妙技の決定
さて通常なら次は能力値や技能である。しかしこのゲームでは語ったことは何でも試みれるので、そうではなくここでは妙技を決める。ゲーム中に1度だけ、ダイス判定後にこの妙技を使いダイス目の結果を無視できるようになる。6/36で起こる失敗も打ち消せる。その効果のためのフレーバこそが妙技であり、ここで2つ、陰と陽のフレーバを決めておく。
仙人っぽく仙人っぽくと考えた結果、仙人は物静かなイメージがあるので陰の方を良いイメージにして、陰は「修行時代の思い出。師匠の教えを思い出す」、陽は「欲にとらわれ赴くままに行動をとる」とした。
- マリバ
- 陰:妻が道を指し示す
- 陽:狂乱
- エルノ
- 陰:静かに故郷の歌を聴き、それが予想外の結果をもたらす
- 陽:妖魔に願い、血まみれの結果を生む
- ウーリ
- 陰:修行時代の思い出。師匠の教えを思い出す
- 陽:欲にとらわれ赴くままに行動をとる
トリックの決定
最後にトリックを決める。
トリックというのは、シーンをある意味乗っ取るための能力である。中には自分のローグに対する悲劇演出のためのトリックなどもあったりして色々選ぶのが難しい。結局、仙人マニュアルを持っていることだし、「キャニー・コグニション:先見の明(仙人マニュアル)」を選んでおいた。
けども今回は結局誰も使わなかったのが残念といえば残念だ。
- マリバ
- 悲運(あらかじめ決めた教訓に由来する事象に苦しめられる)
- エルノ
- 軌跡(シーンが決められる際、事前に指定した場所を舞台にできる)
- ウーリ
- 先見の明(仙人マニュアルで色々発見)
こうして3人のローグがゾティーク大陸での旅を始めた。