大イベント

 “ミルクの目の”アイナースとなのる老人が尋ねてきた。「偉大なる王国が現れようとしておる。ここの氏族を柱として部族が生まれよう。もし敵と手を結ぶことが出来るなら、羽馬の女王と婚姻を交わすことだろう。もしこの広間が機知と勇気を併せ持つなら、勝利を手にすることだろう」
 族長ロバサート:「応、この日のために部族の法を学んできたんだ」
 フェレナ:「ついにこの日が来たのですね!」
 アズボーン:「部族を構成する価値あり見ますが」
 アーナールデスタ:「部族だって!? あたしらはその部族のいざこざでヒョルトランドを逃げ出してきたんだよ! そんな予言無視するんだよ!」
 はいはい、おばあちゃん。解りましたからね。ちょっとあっち行っててくださいね。今から部族構成の準備をするんだから。使者たちよ近隣の氏族に行くがいい!
 ……
 カグラダス:「羽馬の女王と結婚? 誰だ、それ?」