オリンピック暴露本
出るらしいですね。それとももう出たんでしたっけ。
それは兎も角、オリンピック暴露本というと10年位前に出た
- 『黒い輪―権力・金・クスリ オリンピックの内幕』(光文社)
この本のことを思い出してしまいます。この本、売れたのか
- 『オリンピックの汚れた貴族』(サイエンティスト社)
と、いう続編も出ています。
はてさて、なんでこんな本のことを後生大事に記憶にとどめてるのかと言いますと、すべてはこの2冊の本の原題に問題がありまして、前者は『The Lords of the Rings』、後者は『The New Lords of the Rings』というタイトルで(下線強調は鮎方)、少なくとも前者に到っては通販で洋書をつかまされかけたことがあるからです。
私が指輪好きだと知っている通販先の書店の兄ちゃんが気付いてくれて、わざわざエアメイルで確認の手紙を出してくれたのですから、そりゃあ覚えているってもんですよ。手紙では常に「Ayukata sempai!」と語りかけてくる心悪いオタクでしたが、これで感謝が減ぜられるものではありません。名前は覚えていませんが、今でも感謝はしています。
そして日本語になると知って見てみれば上のタイトル。
「違うだろ! 付けるんだったら『五輪物語』、それもできれば『いつわものがたり』ってルビだろう?!」
そんな感じに学生時代、怒り狂ったことがあるのです。
……『いつわものがたり』だって。ゴロわりィ。どう考えても『ごりんものがたり』だろうにさ。