ソード・ブルーかく語りき

 フマクトとは人間どもの間で「死」を表す言葉だ。連中はフマクトを生命に仕える者としておるが、フマクトこそが恐怖の諸侯【the Lord of Terror】の中でも最も偉大なものであることを我々は知っておる。それはフマクトが「混沌の先触れ」であり、その行くところ何処にでも死をもたらすからだ。その剣は混沌が染み行く世界中を見渡しても匹敵するものないほどの傷を与え、混沌戦争ではグバージを解放し、それゆえに彼は世界中到る所に存在する。彼より与えられた力を我らは喜びを持って振るう、我らが主ラルツァカーク*1に敵する者を滅ぼすために。

 追記:と、いいつつも連中は啓発されているので、フマクトの制限事項からは解放されておるのですね。まあ「フマクトも混沌だ」と混沌で啓発された連中の一部は言っておる程度のことですね。

*1:「ラルツァカーク」ユニコーン・ブルーにして、ドラストールでのブルーの王。ヒーロークエスターであり、神になるのにもうリーチがかかっているのに神にならないのは、「神々の盟約」に縛られたくないからだ、との噂もあり。