和泉国
- 大鳥郡
- 和泉郡
- 信太
- 上泉
- 下泉
- 軽部
- 坂本
- 池田
- 山直
- 八木
- 掃守
- 木島
- 当郡は和泉地方の中心で、海岸部の平野を主体とした地域は原始以来の先進地帯であり、律令制下の和泉国府も現和泉市府中地区に置かれている。
- 池上曽根遺跡は弥生時代の全期間とくに中期を中心とした大遺跡で、北方の旧大鳥郡の四ツ池遺跡とともにこの時期の和泉地方の母村的位置を占め、各種の遺構や遺物が出土している。
- 弥生時代後期の大規模な高地性集落としては惣の池・観音寺山の両遺跡がある。
- 十三世紀以降には山直郷(現岸和田市)以下の四郷を南郡と称するようになる。
- 信太郷内の信太山丘陵や池田郷内の山間部では、大鳥郡南部を中心とした広義の「陶邑」の南部にあたり、須恵器の窯跡が多く、またこれらの地域には信太千塚・三林両古墳群などの群集墳も営まれている。
- 日根郡