姿をかえる魔法の書*1

 それは昔の物語。
 あるところに一人の〔王〕がおりました。彼は山向こうの魔女からの〔贈り物〕の一冊の〔本〕を持っていました。
 ある日、彼は本の魔力で〔姿を変え〕て、お忍びで〔街〕へと出かけます。そうすると彼に話しかけるものがおりました。それは〔言葉を話す〕一匹のネズミです。
 「私は、とある〔村〕の〔塔〕にあるという指輪を取りに行ったのですが、その指輪の力が〔狂って〕*1しまい、私の姿は〔傷つけられて〕こんな姿にされたのです。私は〔孤児〕の〔羊飼いの娘〕なものですから、私を助けて……
 ……〔助けて〕くれる身内などいないのです」それを聞いた王様は「私の知り合いには魔女がいる。彼女の助けを借りてみよう」とそう言って、城へと戻り〔馬〕に乗って出発しました。
 そして彼は魔女の住む〔小屋〕へとたどり着きました。「魔女よ。こういう訳なのだ。彼女を助けてやっては貰えぬか?」そういう王に、魔女は怒り狂います。「何を言っているんだい。この泥棒め! よくも私の本を盗んでくれたね!」それに王は答えます。「何を言う。あれは正当な賭けの代償だったではないか」「うるさい!」叫ぶなり、魔女は王を捕らえてしまいました。
 さて王には一人の息子がおりました。そして彼はたまたま〔はるか遠く〕と遠眼鏡で覗いていまして、一部始終を目撃しました。すかさず王子は〔剣〕を手に出発しました。
 王子は魔女の住む小屋の〔木〕で出来た〔扉〕の前に到着しました。
 扉を開けようとしても開きません。そこで王子は〔窓〕から中に入りました。中では魔女は王を煮て食べようと〔火〕を炊いておりました。
 王子は飛びかかろうと思いましたが、魔女は〔とても力が強かった〕ので迷っていると、戸棚に〔毒〕があるのが目に入ります。
 するとその毒薬が〔喋りだす〕ではありませんか。「私を使って魔女を倒すのです」そう毒薬は言いました。王子は首を横に振ります。「私は王子。そのような卑怯な真似が出来るはずない」二人の〔議論〕は続きます。
 そして王子は毒を退け、二人は〔別れる〕ことになりました。
 王子が意を決して〔戦おう〕としたその時です。突然〔おろかな〕毒薬が、「どうして僕を使わないんだよ!」と大きな声で叫びました。「うるさい! 黙れ」と王子は毒薬を床にたたきつけ、哀れ毒薬ビンは〔割れて〕しまいました。「何をしているんだい?」と、魔女が振り向くや、慌てて王子は魔女をドン!と突き倒しました。するとそこには王を煮ようと用意した火が燃え盛っていて、魔女は火達磨になり死んでしまいました。王子は王を助けて、そして話を聞いて本の魔力でネズミの呪いを解き放ち、羊飼いの娘も助けたのです。そして二人は〔恋に落ちて〕しましまいた。
 そうこうしているうちに大変です。魔女を燃やした火が小屋に燃え移ってしまいました。しかし〔幸運〕なことし、魔女の小屋の絨毯は〔空飛ぶ絨毯〕だったのです。三人は小屋から〔逃げ出し〕ました。
 しかし飛んでいる途中、〔嵐〕が襲い掛かってきました。慌てて王子は絨毯を〔洞窟〕の中へと入らせました。
 いくら待っても嵐は止まず、三人は洞窟の奥へと足を進めます。どんどんどんどん進んでみると、遂には一つの〔島〕にでました。すべてが〔明らかになってみれば〕、実はその島こそが王の国であり、山も何もすべては魔女の幻でした。〔そうして呪文は破られて、彼らは自由になったのです。〕

 まあラストはちょっとグダグダでしたが、話しも長くなっていたので終わりへ。私以外の三人は初プレイでしたが、見事に話をつむいでおりました。

*1:〔狂って〕原文は【Insame】なので、誤用。しかし皆日本語で思考しているということと、初プレイということもありスルーすることに。そういうことは多々あり。