デイヴィッド&リー・エディングス『魔術師ベルガラス (2) 魔術師の娘』(早川書房)

 読了。
 そして繰り返し! 繰り返し! まあ、「繰り返し」と、「光と闇の対決」っていうか「全体主義と権力の分散の対立」てのは、いつものエディングスのテーマだから、当たり前っちゃあ当たり前なんだけれどもね。
 んまあ、それでも「昔は双子も普通に喋れたんだ!」とか、「カマール、ひいてはセンダリア王国建国の由来」とか、読みつくしていればいるほど面白いことは間違いなし。ただ初読で面白いかどうかは、はっきり言って冷静な目では見られないので、何とも言えないなぁ。やっぱ、本当に若い頃から何度も読み返したりしている本なので、冷静には読めない事実が歴然とある。