こうの史代『夕凪の街 桜の国』(双葉社)

 まあ……あれです。
 もともと涙もろい人間*1が、しかもアルコール入れてブーストされている状態*2でこんなマンガ読んじゃあダメってことです。
 ただ涙が流れるのではなく、マンガ読みながら嗚咽しちゃうってのは初めての経験で大変だった。
 あと映画はどうしよう。ダメな出来なら怒り出すだろうし、良作なら映画館で大変な目*3にあいそうですんごい悩ましい。
 結局、何が言いたいかって言うと、このマンガはすんごい良作ってことです。

*1:涙もろい人間:映画版『LotR』でも泣いちゃう。ストーリーではなく、アラン・リーが今まで私たちに提供してくれたその風景が目の前に広がっているだけで泣いちゃう。ミナス・ティリスが見えただけで泣く。

*2:ブーストされている状態:この場合、『ブルースブラザーズ』でも泣く。

*3:大変な目:人前で泣き出す。