タレイランをさかのぼる

 下はダニエルの妻の家系でさかのぼったわけだけど、ダニエルその者の出自も発見できました。これで14世紀末から15世紀に生きたシャルル・ド・タレーラン=ペリゴールまで遡れました。どんぴしゃ百年戦争を生きた人物ですな。佐藤賢一の小説に出てきても不思議じゃあありません。

 途中、1600年前後でGrignols伯家とシャレ伯家に分かれた模様ですが、タレイランのお爺さんのダニエルの代で一度合流して、父親の代でまた兄弟で分家した模様です。タレーラン公やペリゴール伯の称号はタレイランの弟の家が継いでいるようですね。
 しかしタレイランの父方の家系はGrignols伯→タレーラン侯→タレーラン伯と称号が変わっているのも謎ですな。
 家系図はまとめましたが、本来の目的である「タレーラン=ペリゴール」という家名の由来が全然解っていませんね。

同様にタレーランて名字も1453年に亡くなったTalleyrand (de), Pierre seigneur de Grignolsって人で終わってた。

 にも繋がりました。上の「シャルル・ド・タレーラン=ペリゴール」の息子さんです。その異母兄弟のジャン・ド・タレーラン=ペリゴールから、ずうっと下っていくとタレイランに行き着くようです。