『パンデミック・レガシー シーズン1』

パンデミック』というプレイヤ協力型ゲームがあるが、これはそれキャンペーン・セッティングになっている。
しかもただのキャンペーンではない。ゲームの進行に合わせて、カードやゲームボード、ルールブックにシールを貼って状況をアップグレード・ダウングレードさせる、不要となったカードを破り捨てる、スクラッチを削って新たな状況を得る、密封容器を開ける、などなど巻き戻しが効かない作りになっていて、それが否応無く緊張感を高める。
シナリオ自体はひと月1話で全12話、ゲーム内時間の1年を描写しており、1セッション自体も1話を表している。救済措置として1セッションで経過する時間は半月となっていて、もし1回目で失敗した場合は、同月後半として同じシナリオを遊べるようになっている。つまり最短だと12回のセッションで、最長だと24回のセッションでシナリオは終了する。
初めはやり切り型のゲームってのはどうなのかなぁ、と思ったが、12回根をつめて遊んで、遊んだ後は普通の『パンデミック』としても再利用可能っていうんなら、これはこれで有りかもなとも思った。
今回の面子は以下の通り。

  • allay-catsさん
  • cartさん
  • BogusMagusさん
  • 鮎方

もともとの所有者であるallay-catsさんが、
「どうします、まずは練習に普通の『パンデミック』をやります?」
と言われるのを、残りのみんなで
「ははは、大丈夫ですよ」
と笑い飛ばしゲーム開始し、カードが尽きて状況終了。見事にPC敗北であった。対処療法ばかりで薬を作るのが遅かった。
「いやいや、本気を出すのは1月後半からですよ」
と引きつりながら1月再戦。その後は順調に行動し、他人の行動にも当然口を挟みこみ、すったもんだの末に3月までを終わらせた。

  • 1月前半:カードが尽きて敗北
  • 1月後半:勝利
  • 2月前半:勝利
  • 3月前半:勝利

いやしかし、このゲーム、ネタバレすると未経験者には台無しなので、本当感想書きづらいな!