『Archipelago』、今回のセッション

世界

インストしてくれた方の提案で、『Microscope』のBig PictureやPaletteを決める風に最低限のことを最初にみんなで決めていった。そこで

  • 砂漠
  • アラビアン
  • ファンタジー種族はいない

といったことを決め、みんなで地図を描き始める。

東に海があり、海に面した港街がある。海には廃墟のある孤島が浮かぶ。西の砂漠にはジグラットがある。街からジグラットへの途中にはオアシスがあり、そのオアシスを貫いて南北に大道*1が走る。そして街からオアシスの間にもう1つ村が生まれる。街の北には山脈があり、そこの山腹には寺院*2があった。最後に、世界の脅威となる存在として北西に大国デュークが設定される。

分野

今回は以下の5つをそれぞれが担当することとなった。私の担当はタウィー寺院となる。

  • 文化
  • 経済
  • タウィー寺院
  • 魔法
  • デューク

プレイヤ・キャラク

ゲーム前に『火星の人』の話などしていたせいで、それと砂漠世界が交じり合い、古い古いネタの「Create Waterで足から水が出せ、『水が欲しけりゃ俺の足を舐めろぉ!』と言ってケンシロウに殺される悪党」というのが思いついていたのだが、それは兎も角。手癖の悪い砂漠の案内人で、名前はマリードとした。マリード・オードラーンからだ。そうして順次、みんなからキャラクタの発表があり、それに対し「運命の分岐点」も決定し、以下のキャラクタが出揃った。

  • シェフトウ(女性):学者
    • 運命の分岐点:ジグラットの隠し部屋を見つける。
    • 人間関係:ウル・シュルギからの支援。ガイドとしてマリードを雇ったことあり。
  • ウル・シュルギ:デブの商人。砂糖、塩、麻薬と白い粉ならお任せ
    • 運命の分岐点:魔力の秘められた物品を手に入れる
    • 人間関係:シェフトウを支援。キリチュが所属する傭兵ギルドの長、ギファールと知り合い。
  • マリード:ガイドのシーフ
    • 運命の分岐点:絶体絶命の危機にあう
    • 人間関係:カルファニには仕事を斡旋。キリチュが所属する傭兵ギルドの長、ギファールと知り合い。
  • カルファニ:ジン使い
    • 運命の分岐点:もっとも信頼置けるジンのアジーザには真の目的がある
    • 人間関係:マリードから仕事を斡旋される。
  • キリチュ:デュークの密偵
    • 運命の分岐点:デュークを裏切る
    • 人間関係:傭兵ギルドに所属。デュークとのつなぎ役のラマーク。

そしてプレイ

キリチュは、デュークとのつなぎ役のラマークが、街の暗黒街の三巨頭の1人だと知る。そして自分の命、家族の命を守るため、デュークを裏切りラマークの配下となった。
ウル・シュルギは今まで綱渡りをするかのような器用さで街の暗黒街のバランスを取っていたが、三巨頭の1人がタフィー寺院に滅ぼされ、また1人が大きく動き始めたためにバランスは壊れてしまう。そして最後にシェフトウが落としたジグラットの宝玉を手にするが……
シェフトウは無事、ジグラットの隠し部屋を発見する。しかしそれはジグラットの崩壊を意味し、魔神復活の発端でもあった。
マリードは魔神に捧げられんとしていたカルファニを助けたものの、奈落へと落ち自分自身が魔神に取り込まれてしまった。
カルファニは寺院での修行を抜け出し、俗界で大魔法使いとたたえられる。これをきっかけに迷い始めた彼はアジーザの言葉に気を許し、ついには魔神を復活させてしまう。この魔神にカルファニを捧げることこそが彼女の目的だったのだ。

*1:南北に大道:大道を境に、西が砂漠で東はまだ人が住みやすい土地ではないかと提案があり一同納得。

*2:「山腹には寺院」:提案者が『グリーン・ディスティニー』みたいな、というので一気に脳内に浮かぶのは金庸小説。他の人もどうやら同じで、禿頭の長髭の代表者などが生まれていく。