2014-02-14から1日間の記事一覧

涯岸類第十一

涯岸 集注云、水邊曰涯。五佳反。涯陗而所高曰岸(和名、岐之)。 『集注』によると、水辺を涯といい、音は「五佳」の反切とのことである。涯が切り立ち高くなっているのを岸という(和名は岸【岐之/キシ】)。 浦 四聲字苑云、浦大川旁曲渚、船隱風所也。…

河海類第十

河 川也。音何。 川である。音は「何」。 潭 唐韻云、深水也。徒含反(和名、布知)。 『唐韻』によると、水の深みのあるところとのことである。音は「徒含」の反切(和名は淵【布知/フチ】)。 淵 同上。 瀬 説文云、瀬音頼、水流於砂上也(世)。 『説文…

水泉類第九(井附出)

水波 釋名云、風吹水成波文曰漣、音連。波體轉相連及也。又波浪濤瀾漪字(和名、奈三)。 『釋名』によると、風が水に吹いて波紋ができるのを漣といい、この音は「連」とのことである。波のうねりは相連なって広がっていく。また波、浪、濤、瀾、漪などの字…

水部第三

水泉類第九 河海類第十 涯岸類第十一