NightLife 〜夜に生くるものたち〜
てな、ゲームがありまして、今何度目かのルールブック読み直し中。
WoDの新シリーズを待てばいいのに、1990年出版のゲームを引っ張り出してしまいました。
このゲーム、プレイヤは怪物となり、邪悪な怪物たちから人間社会を陰ながら守ることになります。無事に守ってあげれば【人間性】という能力値が増えるのですが、人間を守るためには強くなくてはならないと、キャラクタを成長させて新たな魔力を獲得すれば、それは人間から程遠い存在となるわけで、【人間性】が減少します。
この【人間性】は経験値と言える訳なのですが、それだけには納まらず、MPとしての働きもありまして、ゲーム中に魔力を使うにも【人間性】が減ってしまいます。そして減りすぎると人間を殺す側に転落で、NPCになってしまいます。経験値としても使う正気度みたいなものですね。ようは「強くなければ生きられない。優しくなければ生きていく価値がない」訳です。
そしてこの【人間性】を高めていれば、それはより人間らしいということを表してして、様々な不都合からまぬがれるようになります。例えばPC可能種族であるVampyreはニンイクにも耐えれるようになりますし、日光を浴びれば、1戦闘ターンにつき15ダメージ食らうところが、【人間性】を高めるごとにダメージが減っていき、ついには日光からはダメージを受けなくなってしまいます。
さてこのゲームでPCとして選べる怪物として、GhostとDaemonがいます。このうちGhostの説明には
- Ghosts also take 1 point more damage from cold-wrought iron and fire for every 10 points of Humanity over 50, and 1 point less for every 10 point below.
と書かれています。そしてDaemonの説明には
- They also take 3 extra points of damage from holy relics and flint per 10 points of Humanity over 50, and 3 point more per 10 points below 50.
と書かれています。
上記のVampyreの様に、Werewolfにしても、他にもWyghtやInuitにしても、【人間性】が高ければ苦手なものに触れてもダメージが減ると書かれているのに、Ghostの場合は逆に「【人間性】が50点を10上回るごとにダメージ+1、10下回るごとにダメージ−1」とまったく逆で、Daemonに到っては「【人間性】が50点を10上回るごとにダメージ+3、10下回るごとにダメージ+3」と、どちらにしても増える有り様。
これは誤字なのかと思っても、もう14年も前のゲームでエラッタも見つからない始末。だれかこのあたり詳しい人はいませんでしょうか? もしは91年版か92年版の『Nightlife』をお持ちの方はいませんか? ここのルールの本意を知りたいのです。お願いします。