佐藤賢一、つーか『カルチェ・ラタン』

 について考えてみたくなるお年頃。ネタバレって言うほどのものではないと思いつつ。願いつつ。
 『カルチェ・ラタン』は『カエサルを撃て』と同じ構造なのかなぁ、などと考えて見たりもするのだけど、その辺りどうだろう。『カルチェ・ラタン』の持つ探偵物というスタイルは作劇の手法に過ぎないので取り合えず置いといて、『カルチェラタン』の主人公はカエサルに、神学僧はヴェルチンゲトリクスに対比されると思うのです。凡なる者が蛮なる純に圧倒されて目から鱗で「けへっ」って笑い出すよう変身する感じ? >のぶはらさん
 あ、『カルチェ・ラタン』と言えば、『ピルグリム・イェーガー』的にはイグナチウス・デ・ロヨラやザビエルも登場しとりますな。