保津川下り
そうして待っている内に、下流からトラックで3艘ほどまとめて運ばれてきた船がクレーンで保津川へと下ろされて、それに乗り込むやいざやいざ保津川下りの始まりです。
とは言えこの時期に行ったのは失敗だったかな? 景色にしても桜や紅葉の季節が一番見所だろうし、船頭さんは「いつもより水が少ないねい」と言っておられたし。大体こんな水面が多くて、極々一部で急流に差し掛かります。もちろん、昔は木材を切り出して筏を組んで下流に届けるために川下りをしてたのだから、急流ばかりだと仕事になんないだろうけど。スリルが欲しいなら川下りではなく、急流下りを探せってことか。
そんな訳で船頭さんが一生懸命櫂を漕ぐ中、鉄橋上の駅である保津峡駅とか、川と併走して線路の走るトロッコ列車など風景をのんびり楽しんで、目の前に渡月橋が見えてきたなら、嵐山へと到着です。舟よさらば。
そして最後に自分の無知を発見しました。保津川って桂川なのですね。
追記:スリルないなぁ、とか思ってましたが、実はこの翌日落石事故がおきていて、怪我をされた方がいらっしゃったそうです。正直、帰宅後夕方のニュースでそれを見て、ぞっとしました。