ダイス判定

このゲームで使用するダイスは6面体が2つ。
それも各プレイヤに2つではなく、陽をイメージする6面体1つ、陰をイメージする6面体1つの合計2個を参加者みんなで共有する。そしてゲーム中にダイスを持っているプレイヤだけが唯一判定を行え、他のプレイヤにダイスを渡すことが出来る。そうやってダイスを互いにパスしあいながらストーリは進んでいく。
判定は2つを同時に振り、出目が大きい方のダイスが採用される。その出目が大きい方の陰陽いずれかのトーンが採用され、プレイヤはそのトーンに応じた風景や自分の行動、その結果などなどについて語りを行う。
ではゾロ目であったと時はどうなるのか。その時、ローグの試みは失敗する。今までの場のトーンが反転し、ローグ全員がその影響を受ける。そして危機的状況に置かれ、行為が失敗に終わった語りをしなくてはならなくなる。しかも3以下であった場合には危機的状況が起きた原因は不明であり、その原因はミステリーとして管理され、ストーリが終わるまで残ることになる。要は話を転がすネタが1つ増えたということになる。
ローグはプレイヤの語りによって何でも出来るが6/36の確率で失敗する。これが『Swords without Master』のダイス判定である。