川床料理
まずは前菜。お気に入りはプチトマト。もしくはプチトメィトゥ。ヘタのところを切り落として蓋にして、中をくりぬきオクラが納められてたりしております。
「へー、おもしろ。こんなんするんや」
と、喰って驚き。オクラの下にはチーズが隠されていて、これがまたンまいんだ。
もうこの前菜から「うめー」「うめー」「侮って御免」「俺ら悪かった」と大騒ぎ。しかも私はもろ味って好きじゃあないんですが、この枝豆に添えられたもろ味が美味しいの。「一週間待ってくれ。俺が本当のもろ味を喰わしてやる」とかそんな感じ。私が今まで喰うの拒否してたもろ味はなんやねん。あのアルコール臭が鼻に付く、あのもろ味みたいなノはなんやねん。
そんなこと思いながらバクバク喰って、次に来たのは向付。ハモがね、小骨が気になんないの。秋刀魚くらいなら骨ごと喰っちゃう私なので、ハモの小骨なんて気にしないけど、気にする気にしないとかそんなん無視して喰えちゃうの。
煮物、焼物。焼き物は鮎の塩焼きでしたけど、写真はロスト。もうそろそろ皆、美味しくって写真なんかとってる場合じゃあないんだよ！
そう思いながら、揚け物でようやく一息つきます。あられを衣に揚げたエビが、ちょっと。あられが口の中でモゴモゴとして、ようやく「うめー」「うめー」に一段落。って、まずいってことか？ いや、そうじゃあないんですけどね、素直にエビが味わえないんですよ。あられのせいで。などと思っていたら、次の酢の物にまたやられた。いやね、酸いの苦手なんですよ、私。ポン酢もドレッシングも苦手。ほんのちょっと数滴垂らすだけ。なので酢の物なんて大敵なのに、この酢の物は喰えちゃう。地形効果やイベント効果ではないだろうなぁ。純粋に美味しいんだろう。
やっぱ嫌いなものでも、良い物は食っとかないとダメだな。
そんな感想を抱いて。ごはんと汁物、漬物には梅。この辺も写真はロスト。
そして最後に食後のデザート。上にベリーの類が乗ってるゼリー。このゼリーも多段構造をしていて、上から順番に食べていくと変化していく味を楽しめる。底の方の赤みかかった部分はスイカのゼリー*1。
ごちそうさまでした。
