『RuneQuest 2nd』

今回はプレロールド・キャラクタ。用意されていたのは以下の5人。

  • 都市住まいオーランスの貧乏貴族
    • CHA高く《雄弁》高い。ようは口だけ。ダメージボーナスもなし。
  • インパラ族のオーランスその1
    • DEXが高い。キャンペーン序盤のメインキャラ
  • インパラ族のオーランスその2
    • INTが高い。成長しやすく、将来有望。
  • イェルマリオ
    • 加護と制約があるものの良いバランスか
  • フマクト
    • 将来の輝ける星だが、今はひ弱なグレートソード持ち

キャラクタの特徴を他のプレイヤさんに説明し、何回か遊んでますから残り物を選びますね、って言いつつも、『RQ2nd』で両手持ち武器使うと武器がポキポキ折れる未来しか浮かばなかったので、心の中では結構大声でフマクト残るなフマクト残るな、と唱えていた。
それが功を奏したか、各自キャラを選ばれ、問題のフマクトは嵐さんが選択されたので、ほっと胸をなでおろし、最後まで残った口先だけの貧乏貴族オーランスとなった。これはこれでロールプレイとか抜きにして、いつも通りのプレイでいいので楽と言えば楽なのか、寂しいといえば寂しいのか。
ともあれキャラクタ名は水野良『ヘンダーズルインの領主』に敬意を表し、ヘンデル【Hender】としておいた。
さてシナリオは湧き出てきた混沌を封じるというもので、月を除いたエレメントがすべて登場したり、魔法あり戦闘あり精霊戦闘まであり、とルールリファレンス全部乗せみたいなシナリオで大変良かった。氏族間抗争有り、身代金有り、ワンダリングあり、混沌有り、ダンジョンありと盛りだくさんである。
しかし、あらかじめシナリオライタがダイスを振って決めたとはいえ、ワンダリングでワイバーンが出るのはどうなんだろう? いや、毒もっているし、後のスコーピオン・マン登場の複線になるかなぁって思って、と言われても、そんな毒つながり思いつきもしなかった。
我々の卓では早々に《惑い》を投射し、さっさと逃げることで問題を回避した。
さて問題のダンジョン突入であったが、仕掛けなどはそうそうに回避し、ミノタウロス1体、ドラゴニュート4体の敵と遭遇する。しかしミノタウロスは兜をかぶっておらず、1ラウンド目にゲストの桜葉星菜さん演ずるDEXオーランスの攻撃が頭にヒット。ダメージも1d10+1+1d4でほぼ最大の14点をたたき出し瞬殺。続く2ラウンド目もクリティカルを出し敵はファンブル*1と順調に殺戮を続け、戦闘を終わらせる。
そしてほぼ無傷のまま最終シーンにたどり着いた冒険者を待ち受けていたのは、4体のスコーピオンマンであった。慢心した冒険者たちは、こいつらも瞬殺だぜ!と遠距離武器を斉射した後に殴りかかるが、1ラウンド目の終了後、立っている冒険者はフマクトと戦力にならない口先オーランスの2名だけ。対してスコーピオンマンは全4名が戦闘可能という惨状*2であった……。
そしてここで丁度時間もよくセッション終了となった。

*1:クリティカルを出し敵はファンブル:おお! まるで古のサークル名だ!!

*2:惨状:打ち上げでのシナリオライタの言葉では、念のため全部で11体のスコーピオンマンを用意していたそうだが、そんな念のためは何処にも必要ない、と強く言える。