2004-02-27から1日間の記事一覧

『ゼブラーマン』

観賞(アポロシネマにて)。→感想

佐藤賢一『ダルタニャンの生涯―史実の「三銃士」』(岩波書店)

『三銃士』というか『ダルタニャン物語』というか、兎も角、大デュマの例の作品の序章に「この本には種本がある」みたいなことが書かれているのは知っていたけど、私自身はそれは作家の作劇上のデマカセだろうな、と思っていた。しかしどうにも、これは事実…

木村航『ぺとぺとさん』(エンターブレイン)

前作である「秘神なんたら(失念失敬)」に比べると段違いに面白い。前回は一体何をしておられたのですか!って感じだ。 この作品世界では、我々と同じ日常世界に妖怪がれっきとして存在しており、人間たちはその存在を認識している。そうして妖怪たちは人間…

幸村誠『プラネテス (4)』(講談社)

そうしてハチマキが目指すことになる木星を眺めやっても、なんだかモヤモヤとした気持ちが晴れません。 この本を最初に手にとっての感想は「うわ、分厚い!」だったのですが、読むとそれが少々不満に感じられました。なんと言うか、このマンガは好きなのだけ…

木星

来る03/05の0244hには木星が衝*1を迎えます*2。これは木星観測の一大チャンスで、双眼鏡を使えばガリレオ衛星も見えることでしょう。 今、木星は獅子座に居ます。大体0000hに南中を迎えますので、日が変わるまでは東から南の空を、日が変わった後は南から東…