『墜落世界』(Killmark Games)

 いや凄いバランスだ。このバランスがシステムによるものなのか、マスタリングによるものなのか、それともその両者によるものなのかは知らないけれど、久々に非常にデッドリーなセッションだった。一体、我が遊激株式旅団が貴重な装備品「台車」を失ったのは何度に渡るのだろうか。そもそも「会社」というものは営利追求をする組織であって、回収に出ることによって金銭を稼ぐはずなのだけれど、わが社の場合は回収に赴くたびに逃げ帰り、そして現在の装備品を売り払いスズメの涙ほどの金銭を得て消耗品を買い、そしてまた回収に出かけると言う非常に悪循環かつ、話が進むにつれて負け犬根性が染み付いていく有様。
 いやまあ実際のところ、近接武器である「角」を生やし「襟」という生体鎧を持っている私のキャラ(獣族)が技術部*1で、「発火」という遠距離特殊能力を持った社長(街族)が保安部*2というあたり、社員構成(そのものに問題があったような気がしないでもない。あ、そうそう、社員はあともう1人いて、それは機族の厚生部*3だった。彼が一番まともなバランスだった気がするが、それでもプレイヤがまともじゃあなかったお陰で、口と肛門に管を突っ込み、上と下から合計6リットルの賦活剤A*4を注入するのはどうかと思った。
 とまれワンダリングで何度も死にかけ、目的地に着いた後には結局会社は全滅してしまった訳だけど、もう一度二度、セッションをしてこのゲームを見極めたい気がするので、マスタ頑張ってください。
 追記:そうそう、そんなデッドリー具合だったので、セッションが進むにつれてプレイヤが気分を害し始めて、仕舞には文句を言い始めるのは見ていて非常に愉快であった。

*1:「技術部」シーフと思いねェ。

*2:「保安部」ファイターだと思いねェ。

*3:「厚生部」クレリックだと思いねェ。

*4:「賦活剤A」ヒーリング・ポーションだと思いねェ。6リットル飲まないといけないけれど。